不動産情報デジタル標準化の覚書

(元)宅建士・プログラマーが提言したいこと

目次

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com 更新履歴 2015年6月 初稿 2021年6月 旧ブログから移転。目次作成、一部加筆・校正。 2021年7月 添削・校正・加筆の上 noteに移転。 概要と目的 はじめに 不動産物件情…

日本の「不動産テック」の耐えられない軽さ

note転載して、追加で幾つか書いたのですが、4日目にして6名のフォロワーを頂戴しました。はてなのブログとは大違いですね。大丈夫かはてな。 今回は以下の話題で。 note.com

noteで二つ新規投稿

noteに転載してみた結果、思いのほか面白かったので、勢いで二つほど新たに投稿してみました。 note.com と、 note.com です。 ほぼ全方位に向かって喧嘩を売っていくというかディスっていくスタイルです(笑)

国交省に提言

国交省に、「不動産物件情報のデジタル標準化についての提言」という事で、本ブログ(とnote)を提示した上で、国土交通省ホットラインステーションから、意見というか、提言を行ってみました。 国交省の立場というか、考えを聞かせてもらえないか、とも質問…

平成14年(2002年)の不動産業界団体への提案書

書類を整理していたら、古い提案資料が出てきました。不動産業界団体への提案書です。平成14年(2002年)10月1日、つまり、今から19年前の事です。 まぁ2002年の日本の不動産業界には早すぎたのかも知れません。それから10年経っても、まずパソコン…

noteに転載

note.com 本ブログの内容を、noteに転載してみました。改めて読み直してみると、読みにくい文章で反省しきりです。 転載するにあたって、多数の添削・校正を行いました。まとめ読みをするならnoteで読んで頂いた方が良いかもしれません。 本ブログでは引き続…

はじめに

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 書き手 元々、英語がやりたかったのだけれども、途中でプログラミングにはまってしまい、英語漬けのままソフトウェアを書き散らした後、訳あって不動産会社…

紙、電話、FAX撲滅なるか?アットホームに訊いてもしょうがないですよ?

www.itmedia.co.jp という記事が目に付きました。 「いまある業務をとてつもなく楽にしておかなければ、今後、業界は立ちゆかなくなる」――。 利用者の利便性が高まる一方で、仲介業者らの業務負荷は年々増加傾向にあるという不動産業界。現在も多くの事業者…

日本、気づけばガラパゴス 「不動産API」連携に後れ

日本、気づけばガラパゴス 銀行API連携に後れ: 日本経済新聞 タイトルは日経記事タイトルのもじりです。 金融業界は「銀行API」について、行政の意気込みがあるだけマシです。なにしろ、日本の不動産業界には、不動産APIすらないんですからw 「日本のAPI市…

不動産登記簿の情報をブロックチェーンで?一体何をアホな・・・

「既存の登記制度・権利の公示制度をブロックチェーン等を利用して完全に電子化することなども中長期的に検討されるべき事項なのではないかと考える」 Orz。 ダメだ、何も分かってない・・・と溜息がでる。 出所は下記なんですが、 第 12 回 不動産投資市場…

不動産情報流通IT化の障害:レインズ

以上見てきたとおり、海外ではMLSとその関連技術が続々と登場しインターネットで活発な不動産流通に利用され、業者のみならず一般の益となっているいるのに、なぜ日本では不動産情報流通IT化に全く動きが無いのか。 一つには、レインズに元凶がある、と言わ…

不動産情報流通IT化の為にすべき事

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 以上、現状と課題と技術要素、さらに具体的な海外事情を見てきたところで、日本の不動産業界の情報流通IT化の目指すべき姿のまとめです。 まずは、各物件検…

海外事情(3):RESO Web APIとは何か

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 前回書いた、「MLSとは」と「RETSとは」の続きです。 RETS Web APIとは 一言で言うと、不動産情報のRestful Web Service APIで、いまどきの技術を知っている…

海外事情(2):RETSとは何か

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 前回のエントリで、NARと、そのMLSとIDXについてお読み頂いた前提です。 Real Estate Transaction Standard (RETS) 本命のRETSです。これと似たような規格を…

課題(1):検索サイトごとに異なる入稿仕様

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 昨今、多くの検索サイトが乱立してきており、不動産業者としては手間も費用もかかってばかり、というのが本当のところです。物件広告は、出して終わりという…

海外事情(1):MLSとは何か

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 アメリカに、Multiple Listing Service(MLS)という不動産物件情報データベースによる物件情報の共有・連携システムがあります。これは、業者間流通の項で…

技術要素(2):XML WebサービスAPI

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 XMLを用いたWebサービスAPI 前回の3大原則を前提として、 不動産情報流通IT化に必要な技術要素を見ていきます。 不動産物件情報の流通における特徴は、 イ…

技術要素(1):3大原則

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 3大原則 不動産物件情報流通IT化における技術的仕様の3大原則は、 1.インターネット2.オープンスタンダード3.ベンダー独立・非依存 であるべきです。 …

課題(3):不動産業界団体の問題

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 初めのエントリで紹介した、業界団体系の物件検索サイト、レインズはもとより、ハトマークサイト、ハトマークネット、 ハトさんの問題。 個人レベルからの宅…

課題(2):ITリテラシーと悪質業者

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 不動産業界のITリテラシー 世の中には、まだまだ、パソコンに慣れない人たちは多いようです。みながパソコンを日常的に使うわけではないのが日本の現状。あ…

課題(2):慣行と慣習と規制

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 不動産物件情報の流通IT化における課題というのは実際、非常に多いです。ありとあらゆるところに非効率さがあるのですが、実は不動産業界は非効率な慣行と法…

現状(3):業者間における物件情報流通

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 今回は、業者間流通の流れを見ていきます。 物件情報は、ご存知の通り、不動産会社からお客さんへという流れだけではなく、業者同士で横に情報を流し合い「…

現状(2):エンドユーザーの視点から見た物件情報

>>目次 前のエントリで、不動産会社からの物件情報の流れとして発信先とその経路を見てみました。 今回は、部屋を探しているエンドユーザーの視点から見てみます。 一般消費者はどのように物件情報を得ているのか、という観点です。 1.不動産会社の店頭 店…

現状(1):物件情報の流れ(物件広告)

本ブログは下記へ移転しました。誠に申し訳ありません、お手数をおかけします。 note.com >>目次 はじめに、現在の不動産業界における物件情報(広告)の流れを、賃貸物件をメインに整理しておきたいと思います。 まず、貸主と媒介契約を結んだ元付け業者…